イベント情報
2023.07.11

特別展「透ケルトンズ~グラスないきもの、硝子のいきもの~」を開催します

名古屋港水族館では、令和5年度の夏・秋の特別展として「透ケルトンズ~グラスないきもの、硝子のいきもの~」を以下のとおり開催します。
水生生物には、体が透き通るような透明な生き物が多く存在しますが、その仕組みや個々の生態は謎に包まれています。透明な体が神秘的で不思議な魅力のある生き物を集めてみました。
また透明なイメージからこれから暑くなる夏季に「涼」を誘う展示ともなっています。この機会にぜひご観覧ください。

開催概要

期間

令和5年7月15日(土)~10月29日(日)

場所

南館2階エントランスホール

展示生物

展示点数:約12種類 約300点

🐠トランスルーセントグラスキャットフィッシュ
透明な魚たちの代表的な種類。頭部を除き、体のほとんどが透明で、内臓や骨が透けて見えている。1対のヒゲを持つナマズ科の淡水魚で、群れで行動することを好む。

🐠グラスハチェット

南米に生息する淡水魚ハチェットの一種で透き通った体を持つ。横から見ると斧(ハチェット:hatchet)の形に似た独特の体形をしている。驚くと水面からジャンプすることがある。

🐠透明鱗バラタナゴ

タイリクバラタナゴの突然変異体。本来鱗にあるはずの光彩層(グアニン色素)がないため鱗が透明になり、体が透き通っている。※ノーマル個体とあわせて展示します。

🐠ニセアカホシカクレエビ

体色は透明で、鋏脚には紫色と白色が交互に入り、頭胸甲と腹部の側板に白色と藍色が隣り合う斑紋が散在している。ナガレハナサンゴなどと共生する。

※生き物の状態により、展示が変更となる場合があります。