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2020.02.18

特別展「びっくり生物大集合 ~究極の技を持つ水の生きものたち~」を開催します

水棲生物の中には、人知の及ばない特殊な能力を持つものがいます。電気を放つ、乾燥に耐える、自ら発光する、性転換するなどの特異な生態を持つ生きものを集めた特別展「びっくり生物大集合~究極の技を持つ水の生きものたち~」を以下のとおり開催します。

開催期間:令和2年3月14日(土)~同年5月31日(日)
開催場所:南館2階エントランスホール
観覧料:入館料のみで、ご覧いただけます。
展示数:12種40点(予定)

ポスター

アフリカハイギョ
アフリカの湖や川の他に、雨季のみ水に没する氾濫原にも棲んでいます。乾季に水が干上がると、彼らは泥の中に潜り込み、体からの粘液と泥とで作ったマユの中で休眠します。雨季に再び水に没するとマユの中から出てきて泳ぎだします。

特殊能力:膜のようなマユを作って泥の中に休眠する。

デンキウナギ
発生させる電気は低電圧、高電圧の2種類があり、それぞれ異なった器官から作り出されます。低電圧の電気は10Ⅴほどで、他のウナギとの交信や獲物等を探すレーダーの役割を果たします。高電圧は最高650Ⅴと言われ、獲物を感電させて捕えたり、ワニのような捕食者から身を守ったりするために使われます。
※LEDランプを設置し、発電実験を行います。

特殊能力:自ら発電して、敵から身を守る。

ヒカリキンメダイ
目の下に楕円形の発光器があり、共生するバクテリアが中で発光して青白く光っているように見えます。発光器は薄い膜状で、黒色の裏面に反転させることで点滅させることができ、仲間とのコミュニケーションに用いられているのではないかと考えられています。

特殊能力:眼の下の発光器を光らせることができる。

テッポウエビの仲間
ハサミを素早く閉じることで大きな音を出し、威嚇したり獲物を気絶させたりします。音は、ハサミを閉じた際のキャビテーション(液体中に泡が生じる現象)による泡が消滅する時に発生する衝撃波によるものです。水中通信を妨害するほどで、音の大きさは180~200dBに達するとも言われています。
またこの際、発光と発熱することが確認されており、その温度は瞬間的に4,500度以上に達していると報告されています。
※ハサミを鳴らす音が、ガラスを通して聞こえるかも…。

写真はオニテッポウエビ
特殊能力:プラズマ衝撃波を発して、狩りをする。

オニダルマオコゼ
こぶのような突起やくぼみを持つ厚い皮膚で体が覆われており、海底にじっと潜んでいるため、一見、岩のようです。獲物をじっと待ち、近くに来たところ一息に飲み込みます。このように自分の姿を他のものに似せることを擬態といいます。
オニダルマオコゼは、背びれの棘に猛毒があるため危険生物として知られていますが、あまりに擬態が上手なので誤って踏んでしまう事故が少なくありません。
※本物の岩と区別がつかないかも…。

特殊能力:どう見ても岩にしか見えない擬態能力を持つ。

※生物の状態により、展示が変更となる場合があります。