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研究・繁殖・環境
2020.07.22

当館産まれのアカウミガメが初繁殖に成功しました

~誕生した赤ちゃんは子ガメ水槽で本日から早速ご覧いただけます~

名古屋港水族館のカメ類繁殖研究施設の人工ふ化場で、アカウミガメが今年初めてふ化しました。お母さんウミガメ(Cc97-11)も当館産まれの繁殖個体で、繁殖個体が産んだ卵がふ化に成功したのは、開館以来初の快挙です。健在のおばあちゃんウミガメ(CcW-06)、お母さんウミガメと合わせて3世代揃っての当館共演となります(別水槽)。個体データなどは以下のとおりです。

また、アカウミガメの産卵・ふ化は、平成7年に当館が世界で初めて屋内の人工砂浜で成功して以来、通算23年目で、平成29年以来3年ぶりです。

1.子ガメ

甲長:約4cm 体重:約20g 68

2.ふ化日

令和2年7月21日(火)

3.親ガメ

アカウミガメ Cc97-11(名古屋港水族館産まれ)

4.産卵日

令和2年5月28日(木)

5.産卵個数

79個

赤ちゃんたちは、7月22日(水)から 南館3階ウミガメ回遊水槽横の子ガメ水槽で展示します。産まれたばかりの小さな赤ちゃんを見ることができるのは、今の時期だけです。ぜひ、この機会にご覧ください。