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2019.11.08

合成写真では有りません!(バイカラードッティーバック)

バイカラードッティーバックという魚は、体前半分が鮮やかなピンクですが、後ろ半分は黄色です。複数の色を持つ魚は多くいますが、ここまで極端に色がはっきり分かれている魚も珍しいものです。

では、なぜこんな色をしているのか・・・実は良く分かりません。生き残っていくために有利であったゆえとは言え、なぜにここまで派手派手になっていたのでしょうか・・・実に不思議です?

 

こちらはラッパウニ、派手派手とまではいきませんが、よく見るとラッパ型をしたものが表面を沢山覆っています。拡大してみましょう。

ラッパの中心は鮮やかな赤紫色で、何だかユウガオの花を見ているようです。ですが、このラッパは「叉棘(さきょく)」と呼ばれ、触ると噛み付かれるように皮膚に刺さって毒を注入され、激しい痛みを伴います。ですから、海で見つけても決して触らないように!

これらは、現在開催中の特別展「カラフルコレクション~絢爛華麗(けんらんかれい)な生き物達」で展示しております。皆様是非見に来てください。