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2019.11.19

発見!チリメンナガクビガメの卵

みなさんこんにちは!

 

突然ですが、みなさんはチリメンナクビガメという生き物を知っていますか?

名前の通り、首がながーいカメなんです!

このカメは、南館3階の『オーストラリアの水辺』コーナーの水そうで見ることができます。

そして、なんとこのチリメンナガクビガメの卵を11月4日に発見しました!

場所は水そうの奥にある、砂の産卵場です。

2015年の産卵以来、約4年ぶりの発見に一同大盛り上がりでした!

首がながーいチリメンナガクビガメが産卵しました

奥の方に砂場があるんです!

卵があった産卵場

 

卵が割れないようにそっと掘りながら、卵の上下が反転しないようにザルに移していきます。

 

卵を見つけたら、割れないようにそっと移動させます。

緊張の一瞬です(笑)

割らないように力加減も大事です!

 

合計12個産んでいましたが、残念ながら掘り起こした時にはすでに4個割れていました。

卵用の土である鹿沼土をタッパーにしきつめて、カメの卵は反転させてはいけないので丁寧に置きます。

 

こんなかんじで並べます

 

このままだと、ふ化しないのでとある場所に移動させます…

 

それがこの孵卵器(ふらんき)というマシーンです!

年季が入っていることは気にしないでくださいね(笑)

 

 

常に気温28℃、湿度100%に保たれています。

気になる中身がこちら!

 

どの卵かわかるようにラベルを入れておきます。

こうして、毎日卵を見ながらふ化をするまで待ちます。

チリメンナがクビガメは、約3~4ヶ月ほどで卵からかえります。

こんなかわいい赤ちゃんが生まれてきてくれるのが、今から楽しみです!