深海 休館中のある日のタカアシガニ
こんにちは!
4月19日は「飼育の日」です。
飼育の日って!?例えるなら、29日が肉の日で「29(にく)」のように、(公社)日本動物園水族館協会が2009年に「419(しいく)」と読み替えられるこの日にしました。
本来は、動物園と水族館の役割を理解していただくことを目的に各地の動物園や水族館で楽しいイベントが行われますが、今回はこのブログである日のタカアシガニの様子と、食事風景をご紹介したいと思います。
タカアシガニは、みなさん聞いたことがあるんじゃないでしょうか?
深海150~800mあたりに生息しており、オスは脚を広げると約3mにもなる大型の甲殻類です。
まずはこの1枚!まるでアイススケートのペアダンスに見えませんか?
あ~手足が長くてうらやましい・・・(;´∀`)
2枚目はこれ!
何の写真?ですよね(^^;じつは・・・貝いじりをしているんです。
お腹が空いているのか?退屈なのか・・?
大きな体でモジモジしている姿が、とても可愛らしいです♪
タカアシガニのいる水槽のエサをご紹介!
水族館で与えているエサがこちら
アジ・イカ・オキアミ・アミエビです
タカアシガニの他にも、大きさの違う魚やサメもいるので、アジとイカはカットします。さらに、冷凍物を使用しているので、栄養面を考えて給餌直前にビタミン剤を添加しています。
タカアシガニには、イカを輪切りにした物を、先の細い棒に突き刺した状態で与えます。
こちらが食事風景です♪
普段の給餌は週2回ですが、お客様はなかなか給餌のタイミングを見られないと思いますので、プチレア映像です!!
そして最後はこちら、水槽の前を通りかかった私は、1人でニヤニヤしながらスマホを構えました。
3匹揃ってハサミを振り上げて
「おーい!みんなが会いに来てくれるのを待ってるよ~」
とでも聞こえてきそうではありませんか?(^^)/深海の生物も私たちも皆様に会える日を心待ちにしています。