スタッフブログ
2020.04.19

今日は飼育の日

4月19日は「し・い・く」の日です。今年から(一社)日本記念日協会にも認定されました。
新型コロナの影響で残念ながら、水族館は臨時休館中ですが、飼育員は動物たちを飼育しています。
今回は飼育の日を記念して、休館中も変わらないシャチの飼育を少し紹介します。

まずは、シャチの餌づくり、調餌(ちょうじ)です。

写真の隅にたくさんの魚が映っていますが、これだけでシャチの午前中の餌です。
調餌室はもともと衛生面に気を付けている部屋ですが、今はさらにマスクを着用して調餌しています。

できた餌をシャチに給餌(きゅうじ)します。
ここではトレーナーはマスクをずらしていますが、口にはトレーニングで使用する笛をくわえています。写真のシャチ「リン」は毎日50kgくらいの魚を食べています。

そして掃除(そうじ)です。汚れていないように見えますが、毎日清掃と消毒をしています。
動物の飼育では、調餌・給餌・掃除この3つの「じ」を丁寧に行うことがとても大切です。

プールの潜水掃除も毎日継続しています。
休館しているからといって、3つの「じ」を怠ると、動物たちが体調を崩してしまうかもしれません。現在は飼育員を2班に分けて交代制で飼育業務にあたっています。人も動物も健康でいられるように万全をつくしています。

運動不足にならないように、トレーニングなども毎日継続しています。シャチたちも元気なジャンプを見せてくれています。早くみなさんにお会いできますように。