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2018.11.13

寝袋をつくる魚

すっかり日が暮れるのも早くなって朝晩は冷え込むようになってきました。

日が暮れるのが早くなると閉館後に生き物たちの夜の姿を見る機会も増えてきます。

先日、作業の都合で夜のサンゴ礁大水槽に潜水していたところ面白いものを発見しました。

なんと寝袋をつくって寝ている魚を発見しました。

それがこちら。

魚の体を覆うようにうっすら透明な膜がみえませんか!?

こちらはハゲブダイという魚で、サンゴの隙間や岩陰などで眠るときにエラから粘液を出し、体を覆う寝袋をつくります。

この寝袋はいったい何のためにあるかというと、とがった岩肌やサンゴで体が傷つかないようクッションの役割をしたり、寝ている間に寄生虫などの侵入を防ぐ役割を持っているといわれています。

 

とても機能的な寝袋ですが、透明でちょっと見えにくい!

ということで少しだけ砂をかけてみました(ブダイさんごめんなさい)

するとこんな感じに!

砂もしっかり防いでいます!

ちなみに、ライトで照らしながら撮影をしたり砂をかけたりと10分ほど行っていましたが全く動じることなく寝続けていました。

きっと寝袋の機能を信じきっているのでしょう。