スタッフブログ
2015.07.14

「プランタン(プランター)・・・錦」と呼んでください

南館3階「オーストラリアの水辺」で作業中、根の絡み合う植栽プランターの土部分
(写真の赤丸部分)から白い物が視界に入りました。ニシキマゲクビガメが産卵していたのです。時々私たちの意表を付く場所に産卵してくれます。
プランターに産卵したニシキマゲクビガメ・・略して『プランタン・ニシキ』あの銀座にある有名百貨店を思い浮かべたのは私だけでしょうか!?
水槽内には立派な産卵用に砂場があるのに・・・(笑)

 

「あっっ!卵だ!」

のぞき込むと5個の卵が土から出た状態で産卵されていました。
通常なら、発見した卵は掘り出してふ卵器に収容するのですが、今回は、産み落とされた場所でそのままふ化まで見守ることにしました。子ガメがふ化しても分かるように周辺にネットをまいて準備完了!!

展示水槽内は気温約30℃、湿度約80%、そのままでも十分ふ卵できる環境です。
順調にいけば8月に子ガメが生まれる予定です。

ちなみに、以前同じ場所で産卵され、6月8日にふ化したセンパイ赤ちゃんです!
エサもよく食べとっても元気に成長しています。展示できるように観察を続けていきたいと思っています。お楽しみに!

手の平で静止画を撮るのも大変!!