シャチの生息地研修 その1
昨年の加古トレーナーに続いて、今年は私がシャチの生息地、北海道の羅臼町に行ってきました。研修期間は3日間。自然界が相手ですのでシャチを見られない可能性も覚悟していましたが、幸運にもたくさんのシャチに会うことができました!よーく見ると子供もいますよ。


研修の結果は、これからブログや館内展示などでご紹介させていただきたいと思っています!ところで、この北海道のシャチに関連して、期限がある話題があるので先にご紹介させていただきます。
今回のシャチの生息地研修は昨年と同じく、北海道シャチ研究大学連合のシャチの調査船に同乗させてもらうことで実現しました。北海道シャチ研究大学連合の調査については、昨年NHKの番組で何度か取り上げられましたので、ご覧になられた方もいらっしゃるのではないでしょうか。実は現在、さらなる調査が計画されているのですが、一部資金が不足しているそうです。2019年7月31日までの期間限定で、この大学連合がシャチ研究の研究費の寄付を募集しています。下記リンク先のWEBサイトで寄付金を募集しているのですが、そのページ内でこれまでのシャチ研究の成果と今後の予定などが詳しく紹介されています。興味のある方は是非ご覧ください。
スマホでご覧の方は、リンク先の中の「もっとみる」を押すと、シャチ研究の紹介が読めます。(私はしばらく気づかなかったので)
日本で自然界のシャチ研究がなされていることも、その研究費についてネットで寄付を募っていることも、新しい時代を感じてちょっとワクワクしています。
では羅臼で見てきたシャチについては、次回記事をお待ちください!
※今回のシャチの生息地研修は、日本学術振興会の科学技術研究費補助金 基盤研究S 野生の認知科学(代表:友永雅己 京都大学霊長類研究所教授、15H05709)の支援を受けて実施されました。