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スタッフコラム COLUMN

2022.03.19 魚類

【当館初】ナヌカザメがふ化しました!

ナヌカザメの卵についてのブログを、皆さん、覚えていますか?
ご存じないという方は、まずはこちらのブログからご覧ください!

名古屋港水族館初!ナヌカザメの卵を展示しました

ナヌカザメの卵は約1年でふ化します。そこで展示していた卵(2020年12月28日産卵)は2021年12月に別の卵と入れ替えて裏の水槽に移し、いつふ化してもいいように収容スペースも広く変更。幼魚の誕生を今か今かと待ちました。

しかし、1か月が過ぎてもなかなかふ化しません。飼育水温が低いとふ化まで14か月かかる場合もあるとのこと。この卵はそのパターンのようです…。ついには2021年2月20日に生まれた卵と並んで収容されることになりました。

ふ化を確認したのは2月21日の夕方。その日最後の見回りで水槽を除いたその時でした。「あれ?ふ化してる…」

いつの間にかふ化していて、その瞬間には立ち会えなかったのがちょっと残念…。

ですが、やっと会えました!

頭が大きいなぁ…という第一印象。そして大人のナヌカザメと比べるとやっぱり小さい!

ふ化した翌々日には餌のオキアミをしっかり食べてくれました。

その後2020年2月20日に生まれた卵からも3月7日に元気な幼魚が誕生!

2匹そろったところで、ようやく深海ギャラリーにて展示を始めました。

ぜひ、小さくてかわいらしいナヌカザメ達に会いに来てください。