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スタッフコラム COLUMN

2024.11.29 ペンギン

ペンギンタイムズからのお知らせ~えっ、グッドニュース!?~

先日のブログでは食欲の秋ということでペンギンの餌(ナンキョクオキアミ)についてご紹介しました。しかし、南極は日本とは季節が逆のため今は「夏」です。ちょうどペンギン水槽内はアデリーペンギン、ジェンツーペンギン、ヒゲペンギンの繁殖シーズンでもあります。

各種いくつかのペアではすでに卵が産まれ、オスとメスが交代で温めています。

抱卵中のアデリーペンギン

卵だけに「えっ、グッドニュース!?」な記事です・・・

記事はコチラ→21ペンギンタイムズ(えっ、グッドニュース!?)【PDF:762KB】

そんなペンギンたちですが、昨年、名古屋港水族館の飼育係が第65次南極地域観測隊の一員として南極に調査へ行きました。ちょうどアデリーペンギンの繁殖シーズンを迎えており、営巣地も見ることができたそうです。

南極のアデリーペンギンの営巣地

写真の通り石を使って営巣しています。が、死んでしまったペンギンの亡骸さえも巣の材料にしている個体もいたそうです。
また上空からオオトウゾクカモメがペンギンの卵を狙うシーンも見られたそうです。

上空からペンギンの卵を狙うオオトウゾクカモメ

現在、名古屋港水族館では特別展「飼育係、南極に行く」と題してペンギン以外にも南極で見ることができた様々な光景をパネル展として展示しています。他にも南極での活動内容や採集してきた生物も展示しています。
きっと、ペンギンたちが暮らしている南極について知ることができると思います!!

最後に順調にいけばもうまもなく可愛らしいヒナの姿が見られると思いますのでお楽しみに。

飼育展示第一課 浅井堅登