2025.02.21 魚類
ジャンプする?
オーストラリアの水辺で飼育しているノーザンバラムンディを紹介します。
ノーザンバラムンディはアロアナの仲間です。

自然界では、魚や昆虫など、エサとしています。
そして、ダイナミックなジャンプが得意です。
そんなジャンプを見ていただけるように、エサを水中に入れるのではなく、水面より高い位置で与えるようにしました。

現在は、水面から10~20cmくらいにあるエサにジャンプして食べています。
さて、ここで注目していただきたいのは、ジャンプをする時の体のくねらせ方です。

イルカやシャチはジャンプする時、水槽深くまで潜っていき、助走を付けますが、ノーザンバラムンディは助走なしです!!
「S」字のようにくねらせた体を一気に延ばすことによって発生する反発力でジャンプするのです。
空中にあるエサを真下から狙います。
狙いを定めたら、体をくねらせ、一気にジャンプします。
着水時の水しぶきも迫力満点です。
不定期でノーザンバラムンディの餌やりを行っています。
見かけた時は、エサを狙って体をくねらせてジャンプする様子をぜひ見てくださいねっ。
飼育展示第1課 松本智美