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スタッフコラム COLUMN

2025.03.08 無脊椎動物

マダコの日常

今年のお正月に日本の海のコーナーにデビューした、育ち盛りな小さなマダコののほほんとしたエピソードです。

展示デビューしたての頃は、両手のひらに収まるほどの体の大きさだったので、小さなタコツボを入れていました。

小さなたこつぼにすっぽり収まるマダコ

ジャストフィット。グングン成長し、2月に入る頃には、少々窮屈に…

たこつぼに覆いかぶさっている状態の少し大きくなったマダコ

中に入らずタコツボに覆い被さっている…

居心地が悪そうだったので、大きなタコツボを投入すると、すぐに大きなタコツボの物件内覧…

大きなたこつぼの近くを歩くマダコ

そろりそろり…

大きなたこつぼに入ったマダコ

気に入ったようで直ぐにお引越ししました🏠

大きなタコツボに馴染んでから一か月弱。最近では大きな平たい岩をタコツボの入り口にドンと置き、マイホームを自分好みにカスタマイズしております。

まるで大きなテーブルのよう。

大きな平たい岩がたこつぼの前に置かれ、たこつぼから半分体を出したマダコがあしを岩の上に乗せている様子

実際はタコツボの入り口に岩を置いて身を守ろうとしているのでしょう。しかし私には腕を組んでテーブルに肘をついているようにしか見えません。

「ワタクシのご飯はマダコ(来)ないのか。」とか言ってそうです。それにしてもそんなに大きな岩を持ち上げれるようになったんやなぁ。としみじみ。

これからも餌をモリモリと食べて大きく成長して欲しいですね(・ω・)

飼育展示第一課 尾田 愛実