スタッフブログ
2020.06.27

まるで別人⁉

皆さんこんにちは!!
今回紹介するのは、みんな大好き食べて美味しいイセエビについてです!

こちらがイセエビです!
赤褐色で大きくなると、体長20~30㎝程になります。
イカやアジ、海藻など基本的になんでも食べる雑食性です。
イセエビは産卵期が夏なんですが…こちらの写真をご覧ください!

イセエビがお腹にオレンジ色の卵を抱えていますね!
お腹にある遊泳肢と呼ばれる部分をゆらゆらさせ、卵に新鮮な水流を当てて酸素を常に供給しているんです!
それでは、続いて見ていただく写真がこちら…

なんだよ、いきなり違う種類紹介しないでよ。と思った方、
実は写真の個体、孵化したばかりのイセエビの幼生(フィロソーマ)なんです!
まったく形が違って、びっくりですよね。
なんと、なんと…
名古屋港水族館で飼育中のイセエビが産卵して、その卵が孵化するのは今回が初めてなんです!!(拍手)

こんな形をした幼生がどんな風に動くのか、動画でご覧ください!

必死に脚を動かして移動していますね。
動画では大きく映し出されていますが、実際には体長は約1.5㎜でとーっても小さいですよ!
イセエビが大きくなるまでの大まかな段階は、

① フィロソーマ幼生(約300日間)
② プエルルス幼生(約2~3週間)←ほぼイセエビの形
③ 稚エビ(ここから約2年で大人)

フィロソーマ幼生に関しては約30回も脱皮するんですよ!!
こんな段階を踏んで、皆さんが思い浮かべる美味しいイセエビのサイズになるまで約3年も掛かってしまいます。
幼生の飼育もとても難しく、人件費やエサ代、光熱費などもたくさん掛かってしまいます…
その為、養殖はまだまだ現実的ではありません。
今後研究が進めば、近い将来手軽に買える食材になるかもしれません。

現在、南館1階の「くらげなごりうむ」にて展示を行っています!
大人とイセエビとは違った姿の幼生は長い脚をパタパタさせながら、皆さんを手招いています(笑)
大人のイセエビとはまるで別人のフィロソーマ幼生!この機会に是非見に来てくださいね!!