今年の夏のイルカパフォーマンスのテーマは「イルカの泳ぎ方」。
ブログではパフォーマンスで語り切れない部分を紹介します！

浅井トレーナーからバトンを受け取って、中級編の内容を紹介します！（浅井トレーナーのブログはこちらから。）

今回のブログはイルカの「首」に注目したいと思います。
まずイルカの首を見に行ってみると…

……首はどこだい？？
頭と胴のつなぎ目に首があるはずですがよくわかりませんね…

ではイルカの首の骨を見てみましょう！
ちなみに私たち人間も含めてほ乳類の首の骨の数はほとんどの種類で7個です。
イルカもほ乳類なので首の骨は7個あるはず。

バンドウイルカの首の骨は…

1、2、3…6個しかない…あれ？

実はイルカの仲間の首の骨は、いくつかの骨がくっついていることがあるんです。
この場合は１番目と2番目の骨がくっついて、ひとつのようになっています。

だから正しくは…

7個ちゃんとありました！

なぜくっついているのかは定かではありませんが，泳いでいるときに頭がぶれるのを防いで効率よく泳げるようにしているのではないかと考えられています。

全体も7個の骨がガチっとはまってほとんど動かないようになり、頭がぶれないようなつくりをしているんですよ。

夏休みに水泳を頑張っているみんなも首を動かさないように泳ぐと速く泳げるかもしれませんね！

シャチやベルーガなどの他のイルカの仲間の首はどうなっているでしょうか？
ぜひ調べたり、進化の海コーナーの骨格標本を見て確かめてみてください！

続いては大島トレーナーにバトンタッチ！
マニアしかわからないような上級編の内容をお願いしまーす！