カルガモの親子
水族館の西側を流れている中川運河にはいろいろな水鳥がやってきます。中でも初夏から真夏にかけてヒナや幼鳥が観られ、微笑ましい光景を目にする機会がふえるシーズンです。
その中川運河では時々大人のカルガモも観られていました。ところが先日観察していると1羽のカルガモの周りをちょろちょろと動き回る小さな影が一つ・・・?と思ってフィールドスコープを覗くとそこにはかわいらしいヒナの姿が、しかし1羽しか見えません。よく行列を成して親のあとを追いかける姿がテレビで話題になりますがいったいどうしたのでしょうか?少し気になりましたが観察時間が過ぎてしまったので残念ながらその場を後にしました。
小さなヒナが親鳥の周りをちょこまかと泳ぐ様には思わずほっこりしました。
翌日同じ場所で探してみましたが親子ともみあたらず、移動してしまったのかなとがっかりしていたところ、東側から二羽の大人のカルガモが中川運河に舞い降りてきました。1羽は海面に、もう一羽というと・・・なんと草むらに降りていきました。もしかしたら子供を草むらに隠して夫婦で移動していたのかもしれませんね。このあと親子のカルガモは観察されていませんがきっとどこかで元気にしていることを願わずにはおられません。今後も水族館近辺の気になる鳥を紹介していきます!
海面に降りたほうのカルガモ。カルガモは雌雄ともに同じ羽の色なのでお父さんかお母さんかはわかりませんでしたがやや大きいように見えたのでお父さんかも?