羅臼に行ってきました!~その1~
こんにちは!
シャチの担当をしている宮嶋です。
突然ですが、わたしは6月18日~23日にかけて
北海道の知床、羅臼に行ってきました!
羅臼の自然に囲まれて過ごした時間は
わたしの人生の中でかけがえのない思い出になりました!
今回はこのブログをとおして、みなさんに
わたしが感じたことを伝えられるよう筆をとりました。
普段の飼育員ブログとは、ひと味ちがうテイストになりますが
お付き合いいただけると嬉しいです。
さて、前置きはこのくらいにして、
みなさんは“羅臼”と聞いてどこだかわかりますか?
北海道の羅臼町は北海道の道東と呼ばれるエリア、
世界自然遺産“知床”の、知床半島の東南側にあります。
いちばん近い空港は根室中標津空港で
これは国内でいちばん東にある空港だそうです。
わたしもこの空港に降り立ち、バスを使って羅臼町へ向かいました。
朝7時過ぎに自宅を出て、羅臼に着いたのは夕方17時過ぎ。
なんと、10時間近い旅でした!
ちなみに今回はセントレアからの直行便がなかったため、
名古屋から新幹線で品川へ、そして羽田空港から飛び立ちました。
また、恥ずかしながら車の運転に自信がなく、バスを利用したので
レンタカーならば!乗り継ぎの時間を短縮できたのかもしれません 笑
そんな長時間移動を経て
羅臼に降り立ってすぐに感じたのは空気がひんやりしていること!
天気は、薄曇りで、霧雨のようなものも降っていました。
日本語が間違っているかもしれませんが
とても、さめざめとしていました。
ですが、「羅臼は霧が多い」と事前に聞いていたので
いつもなら「なんかはっきりしない天気だなぁ...」
と気分が落ち込むのに対し
「うわぁ、これがウワサの!聞いていた通りだぁ~!」と
なんだか感動してしまったのです。
幾度にもわたる交通機関の乗り継ぎをこなし、無事に到着できた安堵と
ここが霧の羅臼!という気持ちの高ぶりで
気づけば傘もささずに、ウロウロと街中を彷徨ってしまいました。
※羅臼では一部の飲食店以外は16時や17時には閉まってしまうところがほとんどのようだったので、誰にも会いませんでした!
霧雨が服に染みてきたころ、ハッと我に返ると日が暮れ初めており
名古屋で再三、北海道のヒグマのニュースを目にしていたことを思い出し
リュックに下げたクマ避けの鈴をより効果的に鳴らさんとするばかりに
跳ねるような足取りで慌てて宿へと向かったのでした。
(鈴を貸してくださった日比野トレーナー、鈴の存在、心強かったです!笑)
さて
長々と書き進め、まだ本題のシャチにも
そもそも海にすら全く触れておりませんが
この辺で~その1~を終えたいと思います。
~その2~にもお付き合いいただけると嬉しいです。
〈おまけ〉
夕飯には、ツブ貝とコマイ(“氷下魚”と書くそうです!)を
おいしくいただきました♡