新舞子マリンパークの“魚釣り施設”での聞き取り調査
新舞子マリンパークは愛知県知多市にある埋立地(人工島)を整備して造られた公園で,名古屋港南5区とも呼ばれていて、名古屋港の一部になります。
このマリンパークの南側堤防の一部は“魚釣り施設”として、2015年1月から開放されています。
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名古屋港水族館では名古屋港に生息する生物調査の一環として、2022年1月からこの“魚釣り施設”で、どのような生物が釣られているかを調べるために、魚釣りをされている皆様にどのような魚が釣れているかを聞き取りしたり、実際に釣り上げた魚を見せていただいたりして記録しています。標本作成用に釣り上げた魚を提供して頂くこともあります。聞き取り調査は、1か月に1回以上行なう方法で継続調査し,これまでに多くの方にご協力していただいております。
週末や休日にはたくさんの釣り人が訪れる新舞子マリンパークの“魚釣り施設”。
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聞き取り調査の際に、釣った魚を写真撮影させていただいています。
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水族館に提供していただいた魚は、持ち帰った後、大きさを測定し、写真撮影を行ない、標本番号をつけて登録して保管します。
今後も調査を継続しますので、新舞子マリンパークで魚釣りをされる方は名古屋港水族館職員がお聞きすることがあるかと思いますので、その節はご協力お願いいたします。