「水中カメラに、顔のドアップを披露で～す！！」

シャチ公開トレーニングではこのような種目が観られることがあります。
この種目の裏側は一体どうなっているのか、気になりませんか？🤭
特別にご紹介します！

まずは水中を覗いてみましょう。

何やらボコッと浮き出た窓がありますね。
では、この窓の向こう側に潜入してみましょう🏃‍♂️

じゃじゃん！
なんと大きなカメラが！！
公開トレーニング中は、このカメラでシャチたちの水中の様子を撮影し、リアルタイムで大型画面に投映しています。

ではここから、裏側を見ていきましょう✨

公開トレーニングが始まりました。
スタジアムには今日もたくさんのお客さま！
元気いっぱいにご挨拶をするシャチとトレーナー！

そして、なにやらトレーナーから合図が出ます。
合図を見て、シャチのリンがプールの中へと潜り込みました。

大型画面に目を移してみると～、

リンが近づいてきました！！

…

水中でスタンバイしている飼育員は、陸上にいるトレーナーの【いってらっしゃい！】の合図に合わせて、

ターゲット（動物たちに場所などを示す道具）で、トントン【ここだよ～！】と叩いて水中窓まで呼びます。

すると近づいてきて～…

リンが、“ぴとっ”。
カメラの元までやってくることができたら、

ホイッスル（動物たちにＯＫ！のポイントを伝える道具）を、ピッ【いいね～！】と吹いてOKであることを伝えます。

べ～💖
このように合図にも応えてくれます。

ご挨拶が終わったら、【戻っていいよ！】の合図とともに、
トレーナーのところへと戻っていきます。

「リン！バッチリだったよ！ありがとう～！！」

『水中カメラに顔のドアップを披露で～す！！』の裏側はご覧いただけましたでしょうか？
普段なかなか見ることの出来ないシャチたちの正面顔は必見です😊

飼育展示第二課　宮田結衣