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スタッフコラム COLUMN

2024.09.03 ペンギン

今年も始まりました!

 

まだまだ暑い日は多いですが、暦の上では秋になりましたね。ということは、南極に季節を合わせているペンギン水槽には春がやってきました!南極の春はアデリー、ヒゲ、ジェンツーの繁殖の時期です!

例年9/1に巣材搬入を行いますが、今年は1日遅い9/2に行いました。繁殖シーズンは卵やヒナに水がかからないようにする必要が出てくるため普段よりもしっかりと掃除ができなくなってしまいます。そこでまずは巣材を置く場所をペンギン担当全員で綺麗に掃除していきます。定期的に掃除してはいるのですが、なかなかの汚れが溜まっているので飼育係一同約3時間かかるこの掃除で疲労困憊です(@_@;)

ですが、巣材搬入の本番は午後なのです。普段はすのこの上に氷を撒いていますが、巣材を置くときはすのこの下に石が落ちてしまわないように緑マットを敷きます。綺麗に積んであるのをお構いなしに崩していくペンギン達に邪魔をされつつもマットをセットしていきます。

 

 

マットが敷き終わったら巣を作りやすくするためのリングを運んでいくのですがまず先に運ぶ壁がついているリングがとっても重たいので、人もペンギンもケガをしないように注意しながら4人がかりで運び入れます。入れたそばからペンギン達は我先にと場所を確保しようとします(笑)

 

 

壁付のリングを入れ終わったら、普通のリングを運び入れて最後に巣の材料となる小石を大量に入れたら巣材搬入は完了です!!!石を入れている途中から水槽奥の広いスペースではジェンツー達がペアを組んで自分たちの巣を確保していました(^ω^)

 

 

実はジェンツー達は水槽内が明るくなり始めた8月ごろからもうすでに繁殖モードに少しなっていて、巣材を置く前から何となく自分たちの場所を決めてペアで寄り添っていることが多いので、もしその時期に水族館に来る機会があればそんなペンギン達の姿を観察してみてください(笑)そしてアデリー、ヒゲ達も自分たちの巣を確保して早速石をくわえていました。

 

 

石をくわえて運んでいるペンギンがこの先水槽内たくさんいると思いますので、繁殖期にしか見られないペンギンの姿に注目してみてください!例年通りだと10月頃から産卵し始めて11月~12月にかけてヒナが誕生します。今年も皆様にかわいいヒナの姿をお見せできることを願っています(^ω^)

 

飼育展示第一課 中川 黎澪