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スタッフコラム COLUMN

2024.09.22 その他

飼育係が見た自然の姿2024開催中です

今年の5月7日(火)から5月10日(金)にかけて、北海道羅臼町で北海道シャチ研究大学連合の調査船に、学術交流の一環として乗船させて頂きました。

その際に撮影した写真を、10月11日(金)まで南館2Fホワイエにて開催しています。

またシャチの写真以外にも調査期間中に出会った動物の写真も展示しています。
ブログではスペースの関係で取り上げて紹介できなかったシーンをクローズアップして紹介します。

今回はこちら!

最終日に船の周りを3頭のシャチたちが離れては近づいてきて…を繰り返していました。

知床連山は5月でも冠雪しており、山頂の温度の低さはこの写真から感じていただけるのではないでしょうか。
この山々にはシマフクロウやヒグマなどの人を魅了してやまない生き物たちが息づき、それを支えるオショロコマ(知床を代表する淡水魚)などの生息する豊かな川が流れ、そして陸からは様々な栄養を含んだ水が海へと流れ込みます。海だけでなく、陸の豊かさも相まって、シャチが子育てできるような環境ができているのだなあと感じた一瞬でした。

また時間を見つけてはこのような紹介していきますので、お楽しみに!

残り期間もあと3週間を切りましたが、皆様是非ご来館の上、ご感想をお寄せくださいね♪

飼育展示第2課 榊原 正己