2021.11.02 無脊椎動物
「初展示!マミズクラゲ!」
今回、当館初展示となるクラゲが仲間入りしたのでご紹介します。
こちらのマミズクラゲです。くらげなごりうむ内のクラゲラボでご覧いただけます。
クラゲと聞くと海で見られるイメージですが、実は淡水にもクラゲはいます。マミズクラゲは夏から秋にかけて、全国各地の池や沼、ダム湖などで確認され、今まで現れなかった場所で突然姿を現したり、これまで見られていた場所から突如としていなくなってしまったりとまさに「神出鬼没」なクラゲです。
多くのクラゲは触手が垂れ下がっていますが、マミズクラゲの触手は上を向いて立っています。ですので、偶然このような写真が撮れたのではなく、泳いでいる時はずっとこのような姿なのです。柔らかいはずなのに泳いでも垂れ下らないのは何とも不思議です。
このマミズクラゲは名古屋市内の池で発見されました。もしかすると皆さんの暮らしている近くの池や貯水槽などにもいるかもしれないので、探してみるのも良いかもしれませんね。
※展示のマミズクラゲは、なごや生物多様性センター/ なごビオ(なごや生物多様性保全活動協議会)よりいただきました。
※11月6日 展示は終了しました。