あけましておめでとうございます。

本年も名古屋港水族館をどうぞよろしくお願いいたします。

さて、南館 深海ギャラリーに新たに加わった魚をご紹介しましょう。
「コワヌケフウリュウウオ」という魚です。

つぶらな瞳と困ったような口がなんとも愛らしいですね！
初めて目にした方も多いかもしれません。実はこの魚、皆さんご存じ「アンコウ」の仲間なんです！

確かに押しつぶされたように平たい体をしているところは似ています。しかし、アンコウとまるで違うのはこの腕と足のように発達した胸びれと腹びれでしょう！

この胸びれと腹びれを器用に使って海底を歩くように移動します。

フウリュウウオは漢字で「風流魚」と表します。この「風流」は一般的に使われる「優雅な」という意味ではなく「風変わりな」という意味に由来するのではないかと考えられています。
特異な姿をしているからこそ付いた名前かもしれませんね。

他の水族館でもなかなか見ることのできない魚ですので、ぜひ目に焼き付けていだたきたい！ただ、ひとつ問題が…

こちらのコワヌケフウリュウウオ、ほとんど動かない魚で、しかもお客様に背を向けていることが多いんです。ごめんなさい。。。

果たしてあなたが来館された時、このコワヌケフウリュウウオはあなたの方を向いてくれるのでしょうか？！
今年の運勢を占う感覚でぜひ足を運んでいただきたいです！

一風変わったユーモラスな姿をしている「コワヌケフウリュウウオ」が皆様をお待ちしています！