2024.07.16 ペンギン
ペンギンタイムズからのお知らせ~ペンギンにフリッパー~
ペンギンは鳥の仲間ですが空を飛ぶことができません。しかし、水中を素早くまさに飛ぶように泳ぐことができます。
泳ぐときは翼を羽ばたかせることで推進力を得ています。ペンギンの翼のことをフリッパーと呼び、水の抵抗にも負けない1枚のオールの板のような作りとなっています。
さらに、そのフリッパーを動かすための筋肉もしっかりと付いています。
そのため、フリッパーで叩かれるととても痛いです。傍から見ると「ぺしぺし」といったイメージかもしれませんが私から言わせると「ヴァッッッヂーンッッッ!!!」です。
ペンギン担当は手や腕を叩かれることがちょいちょいありますが、痛みはしっぺやビンタのように表面上では済まされずときには骨にまで響き痺れるとても重いパンチです。
そんなパワフルなペンギンのフリッパーですが、私は過去に1度だけ給餌のときにエンペラーペンギンに正面から下腹部を叩かれるという経験をしたことがあります。しかもその衝撃の瞬間が映像に残っていました。が、ずっと誰にも見せずに数年間眠らせていましたが、今年4月に開催したペンギンレクチャーの参加者に試写会として見てもらうことにしました。
皆さん温かく笑ってくれて好評?という印象を受けましたので思い切って再編集して公開することにしました。
BGMもつけてありますので音を出せる環境の人はぜひ音有りでお楽しみください!
皆様いかがでしたか?
くれぐれも興味本位で自らペンギンに叩かれに行くことの無いようにお願いします!
記事はこちら→19ペンギンタイムズ(ペンギンにフリッパー)【PDF:741KB】
最後にケープペンギンの飼育担当よりそっちのペンギンと全然力が違うよとの情報をいただきました。種類によって違うのも興味深いですね。一度ケープに叩かれてみたい・・・
とりあえず、私が担当しているエンペラー、アデリー、ヒゲ、ジェンツーは全種叩かれると痛いです!
飼育展示第1課:浅井堅登