南館3階オーストラリアの水辺で飼育している、ブタバナガメのトレーニングを始めました！！

ブタバナガメは、その名通りブタのような鼻をもつカメの仲間で、オーストラリア北部とニューギニア島に生息しています。

さて、トレーニングといっても、イルカやシャチのようにジャンプはしません。
まだ何ができるのか？どんな能力があるのかも未知です。
トレーニングの目的としては、①飼育員とスキンシップをとって甲羅を触ったり、餌をあげたりすることにより健康管理をしやすくすること。②ブタバナガメの魅力を引き出し、その魅力をたくさん伝えること。
トレーニングを進めていき、新たな発見があるのを期待しています。

まずは、トレーニングの基本･･･給餌です。
当館のブタバナガメは、トレーニングを始める前からピンセットで１個体ずつ給餌していたので、飼育員から直接餌をもらうことはできていました。
次に、餌がもらえるタイミングをブタバナガメに伝えます。
今回は飼育員の手に、ブタバナガメの鼻先がタッチ出来たら、ご褒美に餌を与えることにしました。

ブタバナガメには、餌としてバナナやトマト、鶏肉やレバーを与えています。

その中でも、トマトが大好きなので、飼育員の手にブタバナガメの鼻がタッチ出来たら、ご褒美として、トマトをあげます。

また、傷をチェックするために甲羅を触ったりできると、健康管理に役立つので、スキンシップも、チャレンジしています。どこが気持ちいいのか？まだ、わかりません。
これから、ブタバナガメの魅力をどんどん発見していきたいと思います！！
お楽しみに。

飼育展示第1課　松本智美