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スタッフコラム
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スタッフコラム COLUMN

2026.04.04 魚類

ミッション!南極の魚を運べ!! ~空路を越えて名古屋へ!国内輸送編~

このたび第66次南極地域観測隊越冬隊および第67次南極地域観測隊夏隊にご協力を頂き、南極で採捕された魚類を今年の2月末に名古屋港水族館まで運ぶという貴重な経験をしました。
今回は後編の国内輸送編です。前編でオーストラリアから飛び立った魚たちはその後、どうなったのでしょうか?

【前編 ~オーストラリア受け渡し編~】はこちら

⑥オーストラリアを出発した南極の魚たちが載った飛行機は成田空港に到着。
水温維持のため、一旦貨物用の冷蔵庫に保管していただき、飛行機を乗り継いでセントレアに向かいます。

⑦私たち水族館スタッフは、セントレアにて受け取りのための手続きを行い、待機します。
海外からの貨物であるため、税関での手続きをしたり、私たちが旅行で使うターミナルとは別の所へ行ったりと、セントレア中を車で移動して準備を進めます。
関係各所のみなさまのおかげで非常にスムーズに手続きを進めることができました。

⑧フォークリフトに乗って、遂に私たちの目の前に南極の魚たちが入った荷物が手元にやってきました!外装は問題なし。
ドキドキしながら中の温度を確認。水温が異常に上がっていないことを確認するとすぐに車に乗せて水族館に向かいます。

⑨水族館に着いたら、すぐにバックヤードに運びます。
さらにドキドキしながら魚が入っている袋の中の様子を確認すると、魚たちの元気な様子を確認することができました!
一旦大きな水槽に袋ごと浮かべて袋の中の水温を水槽の水温と合わせます。

⑩袋の中と水槽の水温に差がなくなったら、1匹1匹あらかじめ決めてあった水槽に入れていきます。
水を少しずつ袋に入れて、水質が急激に変化しないように気を付けながら作業します。
水槽の水温は約0.5℃手がかじかむような冷たい水ですが、この時は南極の魚を扱っているという興奮で冷たさをほとんど感じませんでした。

夜間の搬入になったので、動物に影響が少なくなるよう赤い照明を使って作業しました。

⑪搬入された全個体を魚たちは水槽内で元気に過ごしています。

あれ?その魚の写真は?と思ったそこのあなた!
今後、随時展示予定ですので、はるばるやってきた南極の魚たちをぜひ見に来てくださいね!

飼育展示第一課 南極・ペンギン担当