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スタッフコラム COLUMN

2026.05.03 魚類

水槽に浮かぶ物体の謎を追え!

皆様こんにちは

一日を通して暖かい日が増えてきてもうすっかり春になりましたね🌸

暖かな春の日差しを浴びると、ついお昼寝をしたくなってしまいます…☀😪

 

さて、今回ご紹介するのは魚の掃除屋さんと名高いこちらの色鮮やかな魚【ホンソメワケベラ】です。

このホンソメワケベラは魚の体についた寄生虫や粘液なんかを食べてくれるお魚として、魚界でもヒト界でも有名な魚です✨

しかしこの魚、まだまだ面白い習性あるのです!

 

先日、朝の水槽で見回りをしていたところ水槽内にこんなものが浮いていました。

ただの汚れかと思い今まで何気なくスルーしていましたが、少し気になりよーく見てみたところ、何やら袋状になった粘液の塊のような物でした。

なんとこちらホンソメワケベラの“寝袋”なのです!

 

ホンソメワケベラは眠るとき口から出した粘液で体を覆いながら眠ります。これには様々な説がありますが、いずれも “身を守るための行為”と考えられています。

 

水槽内に浮かんでいた袋状の粘液は、朝になり目が覚めたホンソメワケベラが脱いだ“寝袋の抜け殻”だったわけなのです❣

ホンソメワケベラを始めとするベラの仲間には同じように寝袋を作ったり、砂の中に潜ったりなどユニークな眠り方をする魚が沢山いるんですよ🥰

(興味のある方はこちらのスタッフコラムをご覧ください→2025.08.21キュウセンのブログ

 

今回、ホンソメワケベラの寝ている姿は惜しくも撮影ができませんでした…

それらしい写真もインターネット上では見つけられず😔

実際に眠っている姿をこの目で見ることはできずじまいとなってしまいましたが、今後撮影が成功した際には、またスタッフコラムにてご報告したいと思います!

 

こちらのホンソメワケベラは南館2階日本の海コーナーにてクエと一緒に展示されています。運が良ければホンソメワケベラが前日の夜に使っていた寝袋の抜け殻が見られるかも…💓

ぜひのぞいてみてくださいね❣

 

飼育展示第一課 樋口遥風