南館
南極の海【ナンキョクオキアミ】
学名 | Euphausia superba |
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英名 | Antarctic krill |
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南極海生態系全体の安定性を左右する「鍵種」
体長5cm程のエビに似た小さな生き物で、植物プランクトンを胸の足で濾し取って食べています。
南極海の表層から中層で浮游生活を送っていて、その群れは数kmの長さに達することもあります。
資源量は数億tとも言われ、ペンギンやクジラの餌となり、その変動が南極海生態系全体の安定性を左右する「鍵種」と言われています。また将来は人類の最後の食糧資源として国際的に関心を集めています。
環境が悪いと脱皮して縮んでしまうなど飼育が大変難しいのですが、当館では世界で初めて繁殖にも成功し謎に包まれた生態の一部が解き明かされています。
※ご来館時に展示していない場合もあります。