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スタッフコラム COLUMN

2021.08.25 カメ

ニシキマゲクビガメの赤ちゃん誕生!

こんにちは!蒸し暑く続く残暑いかがお過ごしですか?

日焼けはするし、汗だくになるし、熱中症対策にマスクの中の蒸れ・・・

そんな大変な毎日ですが、やっぱり飼育生物の赤ちゃんが生まれるとうれしいですね♪

 

南館3階「オーストラリアの水辺」で展示中のニシキマゲクビガメが2021年6月7日に産卵した9個の卵から、7月30日に6匹が生まれました。

とっても小さい赤ちゃんを展示しているのでご紹介します!

じつは生まれる前日の夕方、赤ちゃんが卵を割って出ようとしている姿を私は目撃しました!!

 

赤矢印の先に小さな白い物がありますよね?これは、卵角(らんかく)と言って赤ちゃんにしかない特別な特徴です。この卵角は、内側から卵を割るために鼻のすぐ下にあります。

そして、生まれてしばらくするとなくなってしまいます。

複数ある卵の中に、赤ちゃんが顔だけ出している姿も(*^^*)

赤矢印のところに頭があって、こちらを向いている姿勢です。産まれたばかりの人間の赤ちゃんみたいでとても可愛らしいですね!

展示水槽には、生まれてすぐのデビューでしたがすぐに環境に慣れていて一安心しました。

ある朝、一本の流木に4匹もの赤ちゃんが登って甲ら干しをしていましたよ!

甲らのまわりがオレンジ色で、目の横には黄色のラインがとっても可愛いらしい赤ちゃんに出会えたあなたはきっと癒されること間違いなし(^^♪

エサもよく食べ少しずつ成長しています!体重約5gとまだまだ小さいですが、元気に大きくなってくれるのを見守っていきたいです!