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スタッフコラム COLUMN

2021.01.23 魚類

超レア!シュモクザメ出現!

名古屋港水族館のあるガーデンふ頭の前に名古屋港という都会の海が広がっています。
この名古屋港を一般的な都会の海にイメージされるような生き物の乏しい海だと侮ってはいけません。
名古屋港水族館が開館以来行っているガーデンふ頭の生物調査では魚類だけでも77種類、その他、エビやカニ、貝・イカ、クラゲなどの無脊椎動物を含めると約150種類の生き物を確認しています。決して『生き物が乏しく寂しい都会の海』ではないというのが、名古屋港水族館の飼育員が抱く名古屋港のイメージなのです。

しかし、先日(1月14日)、そんな飼育員も驚く珍しい生き物がガーデンふ頭に現れました。

なんと!シュモクザメです。

水面近くをゆっくり泳ぐ全長1mくらいのシュモクザメ。頭部の形状から判断するとシロシュモクザメのようです。こんな魚がガーデンふ頭に現れるなんて!
ボラなどの餌となる魚を追いかけているうちに伊勢湾の最奥部にあたるガーデンふ頭に迷い込んでしまったのでしょうか?
物珍しさに集まった5~6名の飼育員が興奮しながら見守る中、30分くらいすると姿が見えなくなりました。

過去の記録を確かめると2002年1月8日にガーデンふ頭内の船溜まりで全長93cm 体重3.2kgの弱ったシロシュモクザメを保護し、死亡後に標本として残してありました。
ガーデンふ頭にて確認された新たな魚種発見とはなりませんでしたが、それでもそのレア度は☆☆☆☆☆(星5つ)レベルで違いありません。

レア魚発見に飼育員たちもざわついた一日となりました。