2021.03.23 カメ
マコードナガクビガメの産卵シーン
こんにちは!もうあたたかい日も多くなり、花粉で空がかすんでいる季節ですね・・・
この季節の変わり目が苦手な方も多いのではないでしょうか?(+_+)
そんな時には可愛い動物映像を観て癒されて下さい♪
さて、南館3階オーストラリアの水辺コーナーで飼育展示されているカメ類の「産卵シーンシリーズ」第二弾をお届けしたいと思います。
第一弾となったチリメンナガクビガメの産卵シーン動画はこちらのブログから!
今回はマコードナガクビガメの産卵シーンも動画でご紹介します♪
インドネシアの限られた島にのみ分布しており、絶滅の危機に瀕しているとても貴重な種類です。
特徴は、なんと言っても長い首です!手足や首も甲らの中には入らず、折り曲げる程度にしか隠れません。大きさは約20㎝ほどです。そして、甲らの色はこげ茶色で楕円形です。正面から顔を見るとまん丸な目と笑顔のような口がとっても可愛いですよ♪
さらに!陸地や浅瀬が好きなカメなので飼育員が水槽の通路に入るとよちよち歩きで向かって来ます。スタッフの中にはファンもいるほど(笑)
産卵日は2021年2月12日の夕方で、16時頃から記録を取り始めました。
産卵している個体は、名古屋港水族館で2005年に生まれた15才のNo.7(♀)です。
産み落とされた卵は、14個でサイズの平均は27mm、重さ6gでした。
穴掘りから、水に帰っていくまで約3時間半!!
では、産卵行動を動画でご覧ください♪
順調にいけば、卵は約2カ月でふ化をします。子ガメが生まれてきてくれるのが楽しみですね!飼育員たちも心待ちにしています♪