『海のドラゴン?その名はオビテンスモドキ』
皆さん突然ですが、来年の干支は何かご存じですか?(^^♪
・・・正解は『辰年』です!
ということで今年も名古屋港水族館は干支展示を開催することになりました👏✨
そして今回展示する魚はこちら!
名前を「オビテンスモドキ」と言います。全長約10cmです。
選んだ理由は単純で・・・オビテンスモドキの英名に「Dragon」が入っているからです(;^ω^)【Dragon Wrasse(ドラゴン・ラス)と言います。】
ちなみに写真のオビテンスモドキは幼魚、つまり子供の時の姿なのです(; ・`д・´)
そして一際目立つところといえば、とさかのような背ビレの部分や派手で綺麗な模様ですよね!
まさにドラゴンのような姿だとは思いませんか!? さらに、この姿は幼魚の時のみにしか見られないのでかなりレアですよ!
胸ビレ、尾ビレ、背ビレをゆらゆらさせながら泳ぐ姿も神々しく見えてきます✨
ここで気になるのは大人になった姿(`・ω・´)
その写真がこちら!
おや?”(-“”-)”
とさかの部分が無くなり、模様や顔つきも少し変わっていますね。大人になると全長約25cmまで成長します。幼魚の時と比べると、約2倍にも成長するのです(*_*)
オビテンスモドキは、別の英名もあり『Rockmover Wrasse』(ロックムーバー・ラス)とも呼ばれます。その名の通り、他の種類の魚が動かせないような岩やサンゴの欠片を口で加えて、自分の寝床を砂地に作ります。その後、砂の中に潜って休みます。
なんとも面白い生態を持つ魚だとは思いませんか?(*^-^*)
干支展示は、日本の海のコーナーにて開催しております!
期間は2023年12月19日(火)~2024年1月14日(日)までとなっています(*^^)v
約1カ月と短い期間のみの展示となっていますので皆さんぜひ足を運んでみてください!
お待ちしております(*^▽^*)
飼育展示1課 赤尾奈美