本日，シャチのアースが16歳になりました．
アース，誕生日おめでとう！

アースは7歳のころに当館へやってきましたが，この9年間でアースはめきめきと成長したと思います．

まず体の大きさについて．
体長はついに6ｍの大台に乗りいまや体重は３.６ｔにもなります．

もはや数字だけでは日常では馴染みのないサイズ感！
見当もつかない大きさです．

ただ，
毎日顔を合わせていると大きさの感覚が麻痺してきて正直なんとも思っていない時期もありました．
（ちなみに6ｍってどのくらい？と調べたところマンションの３階の床面の高さくらいだそうです．わお！）

ですが，最近リンと過ごすようになったことでアースの大きさが際立つようになり一日に一回は，なにかにつけて「でかっ」と思っています．

（あとはときどき写真などで自分とアースを客観視したときにでかー！と感じています.）

さて，そんなアースと過ごす毎日は日々新しい発見が尽きません．

最近，「あ～そう，そうなのね」と思ったのは，アースに学級委員（？）のような素質を感じてしまったことです．

これまでにも，そう思ってしまう出来事はあり，特に，認知研究のための実験に取り組む姿勢などがあまりにも真剣なので，「アースってどんな性格？」と聞かれた際には端的に「まじめな性格ですね」と答えていました．

そんな彼が，いったいどんな場面でそのような様子を見せるのかというと，リンといっしょにトレーニングをする場面でのことです．

アースと比べると，自由奔放な気質の強いリンは，気分次第ではトレーニングに参加しないことも．
（※もちろんアースが参加しないこともあります．）

参加するかしないかはシャチたちの自由なので
やるもやらないも
そのときの気持ちで決めてもらって構わないのですが

いまは他のことしたい！という気分のリンに対して，時折おせっかいを焼くような“学級委員的働きかけ”をしてくれちゃうのです．

※以下，私の頭の中での想像です．

何かを言いたげに背後からリンに近づいていくアース．

そして強硬手段．．．

こっち～！と吻先でリンの身体を押しています．

「あ～ありがたい」となることも確かにあるのですが
（アースの働きかけによってリンがやる気を出してくれた時など）

おせっかいをウザがってリンがヘソを曲げだすともうややこしくなること必至です．

「ぼく，リンちゃんを呼んできました（ドヤ）」
と言わんばかりに，実際にリンを連れてくることもあるのですが，リンとしては不本意に連れてこられているので，そんな時リンはふくれっ面のような態度をしています．

逆に，
どれだけ働きかけてもリンを思い通りにできないこともあり，そんなときはプライド（？）がキズつくのか，しょぼーんとして，ちょっと自信を失ったりしています．

とはいえリンの気持ちもわかるので
「まあまあ，おせっかいはほどほどにね？」と
話しかけてなぐさめるようにしています．

※ちなみに
逆のパターンで，リンがトレーニングに参加し，アースが参加しないといった状況で，リンがアースにおせっかいを焼くということは見たことがありません．
（気になってアースの様子を見に行くことはありますが，連れてこようとすることはありません．）

このように，毎日，毎時間，探り探りに，アースは今何を考えているだろうか？と想像しては，それが当たっていたり外れていたりを繰り返す日々ですが，

新たな一面（隠されていた一面？）を見るたびに，改めてトキメキを感じています．

これからもアースにはのびのびと，彼らしい個性を発揮しながら，オトナになっていってほしいと思います．

アース，これからもよろしくね！

そっくりに作ってもらった当館のオリジナルぬいぐるみ“もちもちアース“とぱしゃり☆

↓今年もスマートフォン用の壁紙を作りました．
ぜひダウンロードしてくださいね!
(2サイズあります．)

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