2025.12.10 イルカ
初めての発表
あっという間に2025年も終わりが近づいてきましたね。
先日、日本動物園水族館協会(JAZA)中部ブロック飼育技術者研究会にて、初めて発表を経験しました。この会は、動物園や水族館の飼育係が集まり、それぞれの取り組みを共有する場です。今回私は、当館におけるイルカパフォーマンス改変の取り組みについて発表しました。
学生時代には学内で研究発表をする機会が多く、発表にはある程度慣れているつもりでいました。しかし今回は、研究発表とは少し性格の異なる内容であることに加え、初めて水族館の職員として発表するということもあり、準備の段階からとても緊張していました。
そんな中、館内での発表練習などを通して内容を整え、本番に挑みました。そのおかげで、本番はとても緊張しながらも、無事に終えることができました。発表後には研究会の参加者からさまざまな意見や質問をいただき、大変ありがたく、貴重な経験となりました。また、ほかの園館の取り組みや考え方に触れ、新しい刺激をたくさん受ける時間となりました。
水族館の取り組みや研究について発信していくことも、水族館の大切な役割のひとつだと感じています。今回の発表の経験を活かして、私もさまざまな場で水族館の活動をより広く、より分かりやすく、お伝えしていくことができればと思っています。
飼育展示第二課 荒武 朝子