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スタッフコラム COLUMN

2026.05.04 無脊椎動物

巨大なアイツ、再襲来

ようやく暖かくなってきましたね。仕事終わりでも日が沈んでいないので、春になってきたなぁと感じます。

 

さて…

南館にあります深海ギャラリーではダイオウグソクムシを展示しています。

多くの人が一度は見たいダイオウグソクムシ。

ちびっこも「巨大なダンゴムシ」としてこの生物を目当てに訪れるほどの人気生物です。

ところが、水槽のトラブルで2月末から2週間ほど展示を中断することに。。。

3月14日から展示再開となりました。

ここで、ダイオウグソクムシを展示水槽へ移動した際の様子をご紹介します。

 

ダイオウグソクムシは、等脚目と呼ばれるグループの中で最大級の生き物です。身近な生き物であるダンゴムシはその仲間として挙げられます。

生息地は大西洋やメキシコ湾の深海170m~1200m(諸説あり)とされています。

深海の生物ですので、冷たい水で飼育する必要があり、名古屋港水族館では水温3℃前後で飼育しています。

 

展示を中断している間、この個体は一旦裏の水槽で飼育していましたので、展示水槽に戻す際に「水合わせ」という作業をしました。少しずつ水を入れ替えてじんわりと新しい水に慣れてもらう作業です。温度・水質の異なる環境へぽんと生物を移すと、生物に悪影響を及ぼします。「水合わせ」はとっても大切な作業なんです!

しかしこれが、とっても大変でした…。

水合わせの間、3℃前後の水にずっと腕を入れていなければならないため、手が冷えて指が思うように動きませんでした(;´Д`)ガクガク

 

そんな中、ダイオウグソクムシは、私が見たことないほど動き回っていました。

 

 

しばらくすると落ち着いたのか、いつも通りじっとしました。

何事もなく展示できて安心です (*‘ω‘ *)ホッ…

 

ダイオウグソクムシは現在展示中ですので、ご来館頂いた際にはぜひご覧下さい!

 

飼育展示第一課 早川史恩