2026.09.24 ベルーガ
ベルーガ赤ちゃん献花へのお礼
今年8月4日に生まれたベルーガの赤ちゃんは、人工哺育を続けていましたが、9月6日に死亡しました。
赤ちゃんが亡くなった後、献花台にはたくさんのお花やメッセージをお寄せいただきました。赤ちゃんの誕生からその後の様子を、多くの皆さまが気にかけ、見守ってくださっていたことに、あらためて感謝申し上げます。
今回は、皆さまの前ではなかなかお伝えすることのできなかった、人工哺育中の赤ちゃんの様子を少し紹介したいと思います。
赤ちゃんは、生まれた後に母親のナナからうまく母乳を飲むことができなかったため、人工哺育を行うことになりました。人工哺育中は24時間体制で状態を見守りながら、2時間ごとに哺乳を行っていました。
その後の飼育や治療の経過については、これまでホームページでお知らせしたとおりです。
名古屋港水族館公式HP|お知らせ・新着情報【8月4日に誕生したベルーガの死亡について】
24時間体制で見守っていたため、赤ちゃんの水槽のそばには昼も夜もスタッフがいました。
私たちが水槽のそばにいると、赤ちゃんの方からアクリル越しに近くまでやって来ることがありました。

哺乳の準備を始めると近くまで寄ってくることもあり、ミルクを飲み終わると、また水槽の中を泳いだり、眠ったりして過ごしていました。

母親のナナとは別の水槽で過ごしていましたが、水槽越しにお互いに鳴き交わす様子が見られることもありました。
母親のナナは現在、健康に過ごしています。
人工哺育を行っていた期間中は、赤ちゃんのいる水槽を気にする様子がよく見られましたが、現在はそうした行動も少なくなり、普段どおりに過ごしています。
赤ちゃんの誕生前からベルーガの展示を閉鎖していたことに加え、私たち自身も赤ちゃんの飼育や観察に多くの時間を費やしていたため、来館された皆さまが赤ちゃんのことをどのように見守ってくださっているのかを、直接知る機会はほとんどありませんでした。
人工哺育中、赤ちゃんが皆さまの前に姿を見せることもほとんどありませんでした。
それでも、赤ちゃんが亡くなった後、献花台にはたくさんのお花やメッセージが寄せられました。
献花台に並ぶ花や、一つひとつのメッセージを目にして、これほど多くの方が赤ちゃんの誕生を知り、その後の様子を気にかけてくださっていたことを、私たちも初めて実感しました。
なお献花台は9月27日をもって終了いたします。
赤ちゃんを見守ってくださった皆さま、そして献花やメッセージをお寄せくださった皆さまに、スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
飼育展示第三課 材津陽介