本日、メスのバンドウイルカ「ハッピー」が6歳になりました。

ハッピー、おめでとう！

人間で6歳といえば、小学校へ入学する頃で親とはなれて生活する時間が増えてくる頃。

字を書いたり計算をしたり、お友達と協力して何かをしたりと自分ですることも増えてきたりと、急に成長を感じる印象があります。

今のハッピーもそんな感じに似ているなぁと思うことが増えてきました。

例えば、学習面。

トレーニングで種目を教えているときに、ハッピーがハッとひらめくような瞬間があり急に学習が進むことがあります。私たちトレーナーは一つ一つ地道に教えている最中に、“こういうこと？”と察したように自ら進んで行動を進めてくれたり、他の種目で教えたことを新しい種目でも簡単に応用したりしてトレーニングのステップを一気に超えていくことも。

お母さんのウィニ―(左)とも、相変わらず仲良し

また、コミュニケーション面。

ハッピーは脊椎弯曲症で体の大きさは10月で2歳になる「レイ」より小さいのですが、さすが年上！という一面も。

レイがトレーニング中に近くに遊びにきた時は“今はこちらに来ないでね！”という態度を示したり、はたまた、自由時間に元気に遊びまわっているレイに対して、大人のイルカたちは危ないことをさせないように気にしているときは、距離を保ってじっとその関係を見守ったりと、周りの状況もよく見ることができるようになってきました。

レイ(1歳・右)を見守るハッピー

この一年でさらにどんな成長をしてくれるのかワクワクしますが、とにかく健やかに過ごしてもらいたいと思います。ぜひ、皆さんも一緒に見守ってください！