こんにちは。
先日、バックヤードで大切に育てたテッポウウオの幼魚を、展示デビューしました。

テッポウウオは、銀色の体に黒い縞模様のある魚です。
「オーストラリアの水辺」水槽には、ブタバナガメをはじめ、レインボーフィシュやニシキマゲクビガメなどを展示しています。

展示水槽に仲間入りしたテッポウウオの幼魚は、はじめ水槽の奥の方で隠れがちでしたが、だんだん水槽に慣れて、水槽の手前の方に来てくれるようになりました。
テッポウウオは、自然界では水鉄砲のように口から水を強く吹き出して、葉っぱの上にいる昆虫などを撃ち落として食べるおもしろい習性があります。➡テッポウウオの秘密
このテッポウウオならではの習性を見ていただけるように、ガラスに張り付けたエサを撃ち落とす練習を始めました♬

練習を始めてすぐの頃は水を飛ばさず･･･ガラスに付けたエサをジャンプして直接食べようとする個体もいましたが、練習を繰り返すうちに、エサを撃ち落とすことが出来るようになってきました。
撃ち落としたエサを、たまに他の魚に横取りされたり、吹き出した水の勢いが足りず、エサが落ちないこともありますが、命中率はほぼ百発百中です！！
それでは、テッポウウオの射的練習の様子をご覧ください！！

どうでしたか？！
同じ水槽にいる、他の魚に対して遠慮ぎみでしたが、うまく水を吹き出していましたね。
引き続き、射的の練習をしていきますので、「オーストラリアの水辺」に来た際はテッポウウオの幼魚を探してみてくださいね。

飼育展示第一課　松本智美