発行物
2025.08.19
新着! 海の生き物レターを発行しました (更新日:2025.8.19)
【最新号 :Vol.17-No.4】通算26シーズン目!アカウミガメが今年も産卵しました
人工ふ化場に移設するために卵を掘り出している飼育係
ウミガメ回遊水槽に隣接する人工砂浜において、令和7年4月26日午前4時頃に1頭のメス親(個体番号:CcW-19)が今シーズン初めての産卵をしたのを皮切りに、7月20日までに2頭のメス親が合計10回、658個の卵を産みました。これらの卵は産卵の翌日に飼育係が掘り出し、
「カメ類繁殖研究施設」にある人工ふ化場に移して温度管理をしながらふ化を待ちます。
産卵から約2か月…。夏を迎えた今、赤ちゃんアカウミガメが続々と生まれています。

今シーズン初めて生まれた子ガメ(6/28這い出し)の測定。平均で体重19.2g、直甲長44.0mmでした。

人工ふ化場に埋められた卵は一斉にふ化します。砂の中から這い出した直後の子ガメ(7/17早朝)
PDF版はコチラ➡通算26シーズン目!アカウミガメが今年も産卵しました【PDF:615KB】
約500種50,000匹の生き物を飼育する名古屋港水族館では、日々、命のドラマが繰り広げられています。生き物レターは、生き物たちから得た情報や感動を多くの方に伝えるため、飼育係が自ら執筆・編集しています。
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