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スタッフコラム COLUMN

2022.11.22 ペンギン

結果発表!

名古屋港水族館の大人のケープペンギンたちの雌雄判別はついていますが当館生まれの4羽のペンギンたちはまだ判別がついていませんでした。ですがこの秋4羽のケープペンギンの雌雄判別結果がでました!!

ちなみに、ペンギンたちは外見からメス、オスを見分けるのは難しいです。ほとんど違いはなくメスよりオスのほうが少し体や嘴が大きかったりするくらいです。ただ交尾をしている時は下側で伏せているのがメス、上に乗ってバタバタしているのがオスと判断することはできます。

 

では、水族館ではメス、オスを判断するにはどうしているのかというと・・・

血液や羽根からDNAを調べています。

生物はだいたい生殖器を見ればメス、オスが分かりますがペンギンの生殖器はメスもオスも「総排泄孔」という穴の奥にある為、外側から確認することはできません。そのためDNAを調べていくのです。

ペンギンの性染色体はZとW(ヒトはXとY)でZW型がメス、ZZ型がオスになるそうです。

 

さぁ結果はどうでしょうか。

動くものによく反応して可愛らしい動きを見せてくれたり、複数のオス個体からアピールされているのを見かける22番は・・・

当館生まれで一番体が大きく、態度もでかい23番。まだまだ母親である1番にエサをねだっていることもあります。14番(オス)が好き好きアピールをしているところを見かけますが・・・

こちらも体が大きく、お散歩のときにはいつも一番最後をマイペースに歩いている24番。

武闘派といわれる1番8番のペアの近くに自分の縄張りを作りに行くという強気なところもあります。

4羽の中では一番初めに卵を抱いていたり、ちょこまかしている他の3羽に比べると大人っぽいのかもしれません。以前「流れているフンのかけらをじっと眺めていることもある」なんて紹介をされていました(笑)私も見たことあります。そんな25番は・・・

22番はメス、23番24番25番はオスという結果でした。

みなさんの予想はどうでしたか?☺