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スタッフコラム COLUMN

2026.06.23 無脊椎動物

どこへいった?アサガオクラゲ

先日、アマモ水槽にて小さな生き物を見つけました。

アマモの葉についているシャンデリアのようなかわいらしい生き物。実はクラゲの仲間なんです。その名も「アサガオクラゲ」。

確かに形は植物のアサガオのよう。第一発見者の職員曰く「本当にアサガオみたいな見た目だよ!」。確かにアサガオのようなかわいらしい見た目ですが、サウナ好きの私にはサウナハットにしか見えなかったなんてゴニョゴニョ…。

アサガオクラゲは海草などに柄の部分を付着させて生活する十文字クラゲの仲間で、傘の縁に並ぶ触手が美しいクラゲです。

↑時折うごめいて触手をこちらへ向けてくれました。

野外で採集したアマモを水槽に搬入したばかりなので、今回見つかったアサガオクラゲも、そのアマモに付着したまま水族館へやって来たのかもしれません。

別の容器へ移して飼育してみようかしら…と思ったのですが、調べてみると長期飼育はなかなか難しいとのこと。

そこで無理に移さず、アマモ水槽でそっと見守ることにしました。
まずは記録のために写真撮影っと…📸

その日の夕方、もう一度様子を見に行くと

あ…あれ…?いない…。

今朝付着していた場所を探しても見当たりません。

およ…およよ…(T_T)
文献によるとアサガオクラゲは付着していた海草などから離れ、別の場所へと移動することがあるそうです。
植物のアサガオのように、ずっと同じ場所でじっとしているわけじゃないんですね…
もしかすると今も水槽のどこかでひっそりと暮らしているのかもしれません。
アマモ水槽には種名板に載っていない小さな生き物たちがときどき姿を見せてくれます。

ご来館の際は魚たちだけでなく、アマモの葉やその周りにもぜひ注目してみて下さい(・ω・)

飼育展示第一課 尾田 愛実