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スタッフコラム COLUMN

2026.07.09 イルカ

飼育係の大事なお仕事~行動観察編・前編~

前回のコラムでは親子観察をメインにご紹介しましたが、今回は行動観察編です。
飼育係が普段からどのような目線でイルカ一頭一頭の行動や健康面を観察しているのかをご紹介したいと思います。

行動観察では…
・排尿・排便、睡眠などの確認
・仲間関係や繁殖行動の確認
・体調不良が疑われる際の異常行動の把握
・普段の行動の把握
をしています。

普段の行動やいつもどのイルカと一緒にいることが多いのか、前以って把握しておくことで、体調不良の時や、プールのメンバーが変わりイルカ同士の相性を見る時などの体調や行動変化にいち早く気づくことができます。

📝イルカの通常の排便
イルカの便は固形ではなく、さらっとした水性便で、バンドウイルカの場合、黄土色をしています。
水中から見るとこのように見えます。

(黄土色のもやっとしたものが便です)

体調不良が疑われる場合は、まずは排便や排尿をチェックし、普段とは違うのか観察します。

📝イルカ同士の相性
相性の良いイルカ間では、胸鰭で相手の体を擦ってあげる行動がよく見られます。
お互いに擦り合っている時は相性が良く、お互いがリラックスしている場合が多いです。


(胸鰭でラッキーの体を擦ってあげているウィニー)

イルカたちが初めて顔合わせをする時、久しぶりに会う時、イルカ同士のトラブルがあった時、日中に過ごすプールが変更になる時などは注意深く見守ります。

現在、シャチの「リン」とバンドウイルカが同じプールで過ごしていますが、どのイルカとなら落ち着いて過ごせるのかを観察していました。


(同じプールにいるシャチのリンとバンドウイルカ)

日中での様子やトレーニング時の相性を見ることでイルカたちの安心できる環境づくりに繋がります。

今回はここまで🐬
次回は後編です!

飼育展示二課 竹田美汐