2026.07.07 魚類
アマモ場水槽の新アイドル
皆さんこんにちは(^^♪
今日はアマモ場水槽に新しく展示されたとーってもかわいい魚を紹介します!

こちらの魚、名前を「キタマクラ」といいます!!
キタマクラは体長が15cm程まで大きくなるのですが、この新しく展示されている個体は約3cm!!!
とってもかわいいつまめるくらいのサイズです…💘
フグの仲間なのですが、名前にフグと付かないどころか、独特すぎる名前だと思いませんか?
「キタマクラ」の名前は、皮膚や内臓に強い毒を持つため、食べた人は体調を崩し、最終的に北枕で寝かせられることになる…ということに由来するそうです。
なんだか背筋がヒヤッとするような怖さを感じます…。こんなにもかわいいのにおっかないです。
そんなキタマクラは、5月下旬に飼育員が海で採集してきた個体です。
遊びではなく…真面目に!!暑い中、無我夢中で生物採集に取り組みました。

写真のようにサーフネットと呼ばれる大きな網で生き物を追い込んで採集します。
今回はこの作業を5回行い、ヨウジウオの仲間やヒメイカ、サザナミフグの幼魚、シロメバル、アナハゼ…他にもたくさんの生き物に出会うことができました!
時期によってアマモの茂り具合や、網に入る生き物の種類なども変わり、とても面白いです。
今回のキタマクラもそうですが、どの生き物も小さく、まだ成長の途中段階であることから、いかにアマモ場が小さな生き物たちや幼魚にとって大切な環境であるかが分かります。
アマモ場が「海のゆりかご」と呼ばれるのも納得ですね!!
余談ですが、サーフネットを曳く作業は、アマモが茂っていると、重くてとても大変で…次の日には足が筋肉痛になりました(^^♪
展示水槽に仲間入りしたキタマクラには、餌として冷凍コペポーダ(動物プランクトンの1種)を与えており、砂の上に落ちた餌やアマモをつつく様子が観察できます。
小さいながらに、尾びれを使わず泳ぐスタイルがちゃんと「フグ」です。
ゆーったりと自由気ままに泳ぐ姿に、気づけばメロメロになること間違いなしです…。
是非皆さん、この可愛いキタマクラを見に来てくださいね!👀
飼育展示第一課 仲井夕稀