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スタッフコラム COLUMN

2020.06.21 無脊椎動物

名古屋に極夜がやってきた

皆さんこんにちは!
段々と気温が上がり、もうすぐ夏本番ですね!
ですが南半球の最南端にある南極大陸では、日本とは逆の季節の冬が訪れています。
さらに、6月頃には「極夜」と呼ばれる、一日を通して太陽が昇らない現象が起きます。
名古屋港水族館では、南極に生息する「ナンキョクオキアミ」を毎年繁殖させているのですが、この時期になると、繁殖を促すためにバックヤードにある飼育施設内を「極夜」に近い環境にします。
ライトを全部消すので真っ暗な状態になりますが、掃除や給餌の時は生物がびっくりしないように、赤いライトを点けて作業します。
その時のプレハブ小屋の中の様子がこちらです。

赤いライトを点けた状態なので、なんだか怪しい研究室みたいですね(笑)
このように、季節によって環境を変えて、生物たちがより良く生きていけるようにしています。