発行物
2026.01.05

新着! 海の生き物レターを発行しました (更新日:2026.1.5)

【最新号 :Vol.18-No.1】ペットボトル育ちです プテラポゴン・カウデルニィ


ふ化を目前に控えた卵(直径約3mm)

プテラポゴン・カウデルニィ(テンジクダイの仲間)が繁殖しました。

この魚はオス親が卵をふ化まで口の中で保育する「口内保育」という繁殖生態です。ところが今回オス親が卵を吐き出してしまったため、ふ化までの期間を人工保育する必要がありました。卵は常に全方位から新鮮な海水を当て続けなくてはいけません。

そこで考案したのがペットボトルの底を抜き、逆さまにして飲み口から水を吹き上げる構造の水槽です。初の試みではありましたが順調に成長し、ふ化に至りました。


卵はペットボトルの中で浮き沈みを繰り返します。
ふ化までの約2週間を含め、1ヶ月程度ペットボトルで保育しました。成長する様子を観察するのが毎日の楽しみでした。


口内保育中のプテラポゴン・カウデルニィのオス親
この魚は日本水族館協会で繁殖強化種に選ばれており、複数の園館が協力して繁殖に取り組んでいます。

 

PDF版はコチラ➡ペットボトル育ちです プテラポゴン・カウデルニィ【PDF:305KB】


約500種50,000匹の生き物を飼育する名古屋港水族館では、日々、命のドラマが繰り広げられています。生き物レターは、生き物たちから得た情報や感動を多くの方に伝えるため、飼育係が自ら執筆・編集しています。
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