少し前、クラゲに関する不思議な出来事がありました。
事の発端はバックヤードのビゼンクラゲの水槽に、もじゃもじゃしたものが発生したことから始まりました(+_+)なんじゃこりゃー！！

「もじゃもじゃ」を拡大するとこんな感じです・・・

実はこれ、クラゲのポリプ(クラゲが生まれる元となるもの)なのです。

ビゼンクラゲの水槽で発生したならビゼンクラゲのポリプかな？・・・と思う方、いらっしゃるかと思います。しかーし！ビゼンクラゲのポリプはというと、

このようにチューリップのお花の先に糸が付いたような全然違う姿をしています。それではこの「もじゃもじゃ」は誰のポリプ！？
ということで、ポリプを採取して育ててみました！

なんと採取して一週間もしない内に、ポリプからちいさなクラゲがうじゃうじゃと産まれてきました。
ひえぇーすごい数！！！そのクラゲを育ててみると・・・

1カ月ほどで傘の直径が3ｃｍ程になりました！
ん！？これは・・・ヒトモシクラゲ！
そういえば、このビゼンクラゲを飼育している水槽で、約一年前にヒトモシクラゲを飼育したことがあった気が・・・人知れず水槽のどこかでヒトモシクラゲからポリプが作られて、今頃になって「もじゃもじゃ」な姿となり大量のクラゲを放出したのか！？ポリプの生命力・・・恐るべし(;´Д｀)

そんなびっくりなポリプから生まれたヒトモシクラゲはくらげなごりうむのクラゲラボのコーナーで展示しております。ぜひご覧ください(^^)