現在、南館2階エントランスで季節展としてアメリカザリガニを展示しています。題して「入れない！捨てない！拡げない！ No More アメリカザリガニ」です。

この展示を通してアメリカザリガニが外来種であることはもちろん、日本固有の在来種などにどのような悪影響を与えてしまっているか詳しく知ってもらうための企画展示です。

いざ展示の準備にあたり、子どもの頃以来であろうザリガニ釣りに行きました！木の枝にタコ糸を結び、餌のスルメをつけていざキャスト！ものの数分で当たりが来ました！がしかし、釣れるのは子どものアメリカザリガニばかり・・・体色が赤くないので在来種のニホンザリガニに間違えられることもしばしば。

やはり皆様がイメージするザ・アメリカザリガニも必要！ということで急遽、ビッグサイズを求めて担当チームの各家庭でザリガニ釣り大会を開催してもらいました！大会で好成績をおさめた立派なアメリカザリガニが展示水槽で皆様をお迎えしています。

展示は令和4年6月26日（日）までです。夏はザリガニ釣りへ行こう！と計画している皆さん、その前に水族館に訪れて少しアメリカザリガニの現状について勉強してみてはいかがでしょうか。

そしてこのブログを書いている途中にニュースが舞い込んできました！急遽ブログタイトルも変更です！

外来種のアメリカザリガニやミシシッピアカミミガメ（ミドリガメ）の飼育を認めつつ、放流や販売を禁止するための改正外来生物法が5月11日、参院本会議で可決し、成立しました。政府は1年以内の施行を目指しているとのことです。

これ以上アメリカザリガニが与える影響が深刻にならないようにするためにも持ち帰ったザリガニは絶対に逃がしたり捨てたりしないようにしましょう！