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2022.10.06

3年ぶりに“幻の魚”と呼ばれる「スマ」を搬入しました

名古屋港水族館では、「スマ」を愛媛大学より陸路にて輸送し、黒潮大水槽へ搬入しました。今回搬入した「スマ」は、愛媛大学南予水産研究センターと愛媛県水産研究センターが、新たな養殖対象魚種として完全養殖の研究を共同で進めている人工育成魚です。

搬入されたスマ

スマ

成長すると全長1m、体重10kgにも達するカツオやマグロの仲間で、後背部に「縞模様」があるのが特徴です。また、胸鰭の下にある黒い斑点がお灸の跡のように見えることから、 別名「ヤイト」とも呼ばれています。あまり大きな群れを作らないことから漁獲される量も少なく、「幻の魚」とも呼ばれています。