ニュース
2026.08.06

(公社)日本動物園水族館協会の学術雑誌「動物園水族館雑誌」に当館の職員が同協会の委員として携わった資料および特集論文が掲載されました

(公社)日本動物園水族館協会(JAZA)加盟園館が発表した査読付き科学論文についての資料とJAZAの調査研究委員会アニマルウェルフェア研究部が主催した第2回シンポジウムの開催報告の特集論文が下記の通り動物園水族館雑誌、第68巻1号に掲載されました。

【1】
資料タイトル
JAZA加盟園館による発表論文の現状と変遷 2021年~2023年

著者
安西 航・伴 和幸・萩原慎太郎・加古智哉・柏木伸之・川瀬啓祐・山梨裕美
※下線太字が名古屋港水族館((公財)名古屋みなと振興財団)職員

掲載誌
動物園水族館雑誌,68(1):23-31.

概要
動物園水族館の重要な役割のひとつに調査・研究が挙げられる。本稿では日本動物園水族館協会(JAZA)加盟園館による査読付き科学論文の発表論文について、2021年から2023年の3年間を対象に調査を行った。論文数は年間130編以上で推移し、2021年には過去最多となる156編が発表された。動物福祉など現代の動物園水族館の課題に関連する分野の論文が増加傾向であった一方で、発表数の施設間格差や、特定分野・特定分類群の研究の少なさといった課題も明らかになった。

【2】
特集論文タイトル
第2回アニマルウェルフェア研究部シンポジウム報告:環境エンリッチメントの実践と評価

著者
山梨裕美・柏木伸之・伴 和幸・安西 航・加古智哉・川瀬啓祐・萩原慎太郎・橋本直子・木岡真一・岡部光太・中山侑・近藤圭佑・井出貴彦・小泉まなか・一方井祐子・大谷祐紀
※下線太字が名古屋港水族館((公財)名古屋みなと振興財団)職員

掲載誌
動物園水族館雑誌,68(1):32-43.

概要
JAZA調査研究委員会 アニマルウェルフェア研究部は2025年2月10〜11日に天王寺動物園で環境エンリッチメントの実践とその評価をテーマにしたシンポジウムが開催した。本稿ではその概要と、開催後に実施したアンケート調査の結果を報告しました。シンポジウムは概ね高い評価を得ており、環境エンリッチメントや評価の技術的な気づきに加え、心理的なハードルが下がったことについてアンケートで記述があった。今後もアニマルウェルフェアの実践と研究の発展に寄与できるよう継続的な企画を進めていく予定です。